夫婦で綴る、趣味と障害の日々。

いじめ以上のストレスなのに、向こうの親には連絡がいかない。それは何でしょう? 自閉症VS発達障害

自閉症VS発達障害 !! いや「VS」じゃないな。一方的にやられるんだからさ。

この前娘の特別支援学校でこんなことがあった。娘が給食で大好きな魚を自閉のAちゃんに取られてしまったのだ。

そのあと、先生が気をきかせて自分の魚をあげたらしいのだが、それもAちゃんに投げ捨てられてしまった。

娘はショックを受けてしまい、そのお友達をみるとふるえあがる始末。ところが、学校にはいくという。「ルールだから」「おこられるから」というのだ。

こういう現象についてどうおもわれるだろうか?

いや、これでは何を問題にしたいかぼけているので書き続けよう。

これはまあ、特別支援学校で起こったことだが、普通の学校なら結構な大事件だ。親が呼ばれて、どんな教育しているのですかと詰問されるかと知れない。

でも、知的の学校では、それほど珍しいことではない。先生もまあ、連絡帳では「再発しないよう気を付けます」謝るが、それほどはやっちまった感じはないはずだ。

向こうの親御さんにだって連絡はしない。逆の立場だったらどうだ。自分の知ってる子で家で暴れて、頭突きでテレビをこわしたお友達の話も聞いたことがある。

そんな子の親が、「御宅のお子さんが学校で問題を起こしましたから、登校を控えてください」なんていわれたら、自分なら、首でも吊りかねない。

だから娘のストレスは解消されない。恐怖もきえない。

ましてや、学童でも自閉のお友だちに追いかけまわされて、悪気のないいじめをうけているようなものなのだから、もうやられるたびに色々フラッシュバックして、

学校もいや、学童もいや~となってしまう。

もともと聴覚過敏気味だったのが再発して、学校でイヤーマフを借りてつけている。でもスクールバスもいやだというので、行きは全部自分が40分くらいかけてとなりの行政区にある学校に送っている。

もう、体に出ちゃってるんです。様子見している余裕はないんです。

そりゃー折り合いをつけられたら楽だ。

でも、去年はこれで原因不明の膝痛も引き起こしたし、身体に症状が出てきている。なのでほんとに強迫性なんちゃら症状になってしまうかもしれない。

そうなったら、何かしら保証があっても、心の傷は簡単に言えないし、プライスレスのダメージをうけてしまう。なので、こんどは大きくハンドルを切ろうと思う。

場合によっては学校を長期休業するか、やめるのもやむなしだ。あと先なんてかんがえていられない、こうしているあいだにも、精神が割れたガラスピンになるかもしれないのだから。

療育の先生にいわれて、子育ての根幹を揺さぶられるショックを。。。!!

さて、娘はとくに食事、嚥下’に問題があって、摂食とST(発語のトレーニングなど)にかかっている。久々に先生にかかって、今回で食事は卒業か?というところで、この辺の話をありていに話をしてみたら、

「専門家の先生に相談しましたか?」と聞かれた。

お?いやいろいろ先生にはかかっているぞ、だけど摂食だったり、GCUに入っていた時の主治医だったり、

発達障害専門ではなかった。聴覚過敏の専門家ではなかった。

ところが、自分では結構頑張っているつもりでいたのだ!!

勉強メニューも工夫したし、読み聞かせもしているし、知育遊びも色々やりだした(これはまたあらためて)

おまけに、肢体不自由校から、知的の学校に転校して、結構娘はできる子なんじゃないか?とぼんやり思っていたのだ。

まあ、「やればできる子」だろうが、自閉のお友達と比べたら、そりゃコミュニケーション、表現、段取り、気配読むなんていうのはいくらかはできて当然なのだ。

それに加えて、去年は全員それなりにお話しできるお友達のクラスにいたので、問題が露見しなかった、というのもある。※ちなみにそのときの娘のライバルの「できる子」は地元特別支援に転校していった。。。

油断があった。というか思いもしない現状認識の書き換えに、足元がすくわれた思いだ。

じゃあーどうする?発達障害をさ

かといって、娘は地元の特別支援には転校がむずかしい(参照:特別支援学校から地元の特別学級への転学、転校に挑戦した方法とその結果1)

少なからず学習障害もあるからだ。

摂食の先生は「自分は重心の摂食障害が専門だけど、軽度の発達障害の先生に診てもらって現状知能テストをうけてトータル的に中学以降の方向性や対策を考えた方がいい」と話してくれた。

いままでの子育てや、今回の娘のストレスに関する対応は、いかんせん場当たりの対処療法だったと思われてきた。

あと思ったのは、知的の学校は、重複障害や自閉のお友達がメインだということだ。自閉ベースでやられたら、自尊心や感情が表に出ている、というか、まあ「言えばわかる子」に、「あれもやっちゃだめ」「これもやっちゃだめ」的教育は、きついよね。。。

さしあたり、療育の先生の連絡待ちだが、うちではとにかくできるだけ楽しみをあたえてやろう。学校も学童も、つらそうなら休ませる。途中だって場合によっては休学、自主退学もやむなし。

まとめ:方針は変わらず!

ストレス、困難には直面しても、向き合わない!!

よくって「お付き合い」する程度!!

親も悩まないようにするには、早めに、大きくハンドルを切る!!!

方針は変わらずだ 続く。