基本的気分38 障害オタク 1966年は最高かもしれない。でも恐ろしいのは1960年生まれだ。
前回分気分37 断捨離?守破離?障害者オタクにわかりきった話をしないで
オタク1966年生まれは最高、説があるが。。。
基本的気分32気分32 障害者オタクは昭和のオタクが若者に馬鹿にされるか心配だ
でも書いたが、ある方のツイートでは「1966年生まれのオタクは最高」らしい。
今ブームのはしりであるアニメ、特撮などをほとんどリアルタイムで小中ぐらいまでに見ている という点ではもっともらしい。
それと同時に、超合金ブームであるとか仮面ライダー変身ベルト ウルトラ怪獣ソフビとか、ガンプラとそれ以前のプラモデル(タミヤ1/35の戦車とか・・・ガルパン関係が文句なしに楽しめる)
カラー放送が始まって、普及してきた世代だというのも強みだ。
ほんとにすごいのは1960年あたり
でも、自分の持論は、
1960年生まれの現役オタクは恐ろしい、
というものだ。
さてさて、今回の話も、かなりの昔話で恐縮だが。。。
1960年世代というのは、モノクロ時代のテレビシリーズを見始めている世代だ。
「鉄腕アトム」「鉄人28号」「エイトマン」この辺のモノクロアニメをリアタイもしくは再放送で何度もみている。
ウルトラシリーズはモノクロ時代の「ウルトラQ」から見ている。
ゴジラは初代を印象深く見ていたにちがいない。
さて、この辺の世代は、親も戦中戦後ぐらいだから、子供番組はばかばかしいと思っているし、当の本人たちもたいていは、小学校高学年ではアニメ、漫画、特撮は卒業するものと思っていたのでは、と思われる。
番組だって、子供だましの話も多く、特撮も今と違ってチャチだし、ああ、子供番組だなぁ、という感じのものも多かった。
ところが、そういう本当に黎明期のアニメ特撮の見た目のチャチさ、子供っぽさに「騙されず」
製作者たちの熱を感じ取り、
親や周囲の無理解も跳ね返し、
そのままオタクをやり続けた世代。。。それが1960年生まれ周辺の世代だ。
同人誌、コスプレ、自主上映会などをやりいわばコミックマーケットにつながる地固めをしたこの世代の先人たち。
そしてその世代のクリエイターたちはいわゆる島本和彦先生の「アオイホノオ」の漫画に出てくる人たちだ。
エヴァンゲリオンの庵野秀明監督は1960年生まれといえば、いくらか説得力があるだろうか。
この人たちは悪魔の力に正義の心。。。というか、昭和初期の大人感覚を持ったままオタク心を育てていった本当にかなわない方たちだ、と思っている。
この項目つづく。気分39 発達障害ママのこだわりで友人が作れない。でもそれを肯定