ハック39 発達障害ママのこだわりで友人が作れない。でもそれを肯定

2020年3月24日

前回分ハック38オタク1966年は最高かもしれないが1960年は恐ろしい

あなたは家族に何か提案されたときに、どれくらい受け入れますか?

質問がへんかな。。。例えば家族、親でもパートナーでも、もういかにも自分の考えの範疇では間違っていることをいってるな。。。考えなくてもすぐわかるでしょ?みたいなことを言われたときに、どう対応するか。

「なに馬鹿な事いってるの?」と速攻いったりしないでしょうか。それが相手の為だと思えばなおさら。

ここでの話は。。。

ママは障害もあり考え方のこだわりゆえ、友達は欲しがるんですがすぐ絶縁してしまいます。そこで、それを「そうじゃなくて」と言わず、出来るだけ自然に肯定していくやりかたをあれこれ考えた過程のお話です。

家族、友人と意見が食い違うかたに読んでいただけると。

ママのこだわりで友人が作れない。絶交もする。でも本人は精いっぱいやっているのだから、 応援したいんだ

 

「友達がいない、友達が欲しい」というけど

 

ママは「友達がいない、友達が欲しい」とこぼす。しかし、発達障害の幼稚さゆえか、こだわりかで 友人関係を維持できないのだ。

こんなことがあった。ママが中学校時代からの付き合いで、大人になってからもいろいろお茶話をしてくれる友人と 縁をきりたいと言い出したのだ。

この友人は健常のお子さんがいて、そのころかなり行儀がわるかった娘と比較されて、そのとき自分もいないせいで、 猛烈につらい思いをしたようなのだ。とくに結婚式の2次会に連れて行ったときにそれが露見してしまったらしい。

このとき自分は休日出勤で同席できなかったのをいまでも後悔しているが、逆にこんな性格では遅かれ早かれこうなったんだろう。。。 とも思っている。

またこんなこともあった。近所で鳥を買っている友達ができて、一旦は鳥を連れて行ったり、ご飯食べたりして盛り上がったのだが、 どうもその人の言動やライフスタイルが気にならないらしく、「あの人とは会いたくない」ということになってしまった。

事情を自分から説明させてもらって、わかってもらった。近所づきあいは自分が窓口になって、いまも仲良くしている。

当事者会も、主催者が本当にうまくやってくれているのに、参加者に自分のデイケアのことを馬鹿にされた、とかで足が遠のいてしまった。 (もちろん、ルールもあるしあからさまに馬鹿にするようなことは言っていない。ママの方が勝手に悪意を感じ取ってしまったのだ

こんなんじゃ無理!!でもね

 

どうも「大人の友達をつくるためにはなにか我慢して折り合いをつけないと」というのが 破滅的に欠落しているのだ。

じゃあ「友達がいない、友達が欲しい」っていったら、自分が「まず自分から勇気を出して変わっていこうよ」というか?

ばかいっちゃいけない。落ち込むだけだ。ここで持論や正論を言わなくなった自分を本当にほめてやりたい。

ママはその性分からどうしようもなく友達と別れてしまうのだから、その性分は絶対的に

「一旦は みとめてやらなければいけない」のだ。

これ以上、ママの自尊感情は下げられない。

「ママは大変だね、性格的に損するかもだけど、いまのままでいいよ、無理しないで友達作りをしていこう?」

これが現状、これが我が家。ここから積み上げていくのだ

 

これのおかげでなかなか手広く友達作りはできない。

でも、これが我が家の現状だ。

娘も含め、うまく距離感を保ちながら、回していくしかない。

この項目つづく。

ハック40 特別支援 肢体不自由校から知的校に転校して思うこと