支援学級にも入れなかった発達障害の娘に普通中学の入学通知が?

入学通知書。。。どうせと思って開けたら、地元の中学の入学許可が入っていた!

娘のポコも小学6年生。現在特別支援学校に通学して、発達障害、学習障害、聴覚過敏で進路に悩んでいるところで地元の普通中学の入学通知書が届いて、

びっくりしたけど、いろいろやりとりして、結局そのまま特別支援の中学部に上がることにした・・・という内容の記事です。

まあ娘のポコは学校以外でも学童に行きたくなくなったり、知的の学童いきたくなくて肢体不自由の学童に行く話 とか東田直樹さんの読み聞かせで、発達障害児に自閉症を教えたり 

とかまあいろいろな事件をくぐりぬけている最中ですが、

今回も、よく本人から話を聞いて、今更ながらいろいろな驚きを感じながら対処していきました。

発達障害のお子さんをお持ちで、進路で悩んでいる方に読んでいただきたければありがたいです。

放置していた書類「入学通知書在中」。。。あけてみたら、なんと?

ポコ小学六年生、特別支援学校小学校最後の三学期。修学旅行も終わって、もうあっという間に小学生生活も終わるな。。。と思っていたら、地元の○○市から届いた。

入学通知書。。。どうせと思って開けたら、地元の中学の入学許可が入っていた!

「入学通知書」。。。しかし、とくにすぐ開けることはなかった。

なぜかというと、もう今通っている特別支援学校の中学部に上がる予定だったから。

5年の時に、地元の小学校の特別支援学級に転入を考えたが、教育委員会と小学校のアホ対応、塩対応に席をける思いで地元に戻るのをあきらめたからでもある。

参照:特別支援学校から地元の特別学級へいこうとしたが、辞めた話

そうは思ったが、提出期限に余り遅れると、またやっかいだなと思って、サクサクと開けてみたが。。。

あれ?

 

 

入学通知。普通の中学に行ける!!ぬか喜びしましたともさ
なんかかいてあるけど、要は地元の中学にいく分には追加の書類はいらないと。

「地元の○○中学校の入学を許可する」と書いてあるではないの!?

おお?

小学校の特別支援の転学検討では、とにかく学力云々いわれて、元気よくあいさつできる、礼儀正しいが、

とにかく数字に弱い、絵本も読めないというポコはいろいろあきらめたところもある。

でも中学で仕切りなおせば、あわよくばワンチャンあるか?

と思ってしまった。

「そう思っていた時期が私にもありました」ってやつですね。うんうん。

娘に聞いてみたら、いやその答えは予想できなかったわ

今娘のポコは行きの登校はスクールバスを避けて自力登校。その特別支援の小学部で唯一自力でバス定期で登校している。

バス停まではパパの私、のぼるが送っている。

登校の途中に、さらっと聞いてみた。

パパ:ポコ、そのまま○○(いまいっている特別支援学校)に行くの?

娘:それが、今なやんでいるやよ(ブラックジャックのピノコのような語尾で話すのだ)

パパ:何を悩んでいるの?

ここで、自分は間違いなく、

もう自力で間違いなく登校できるあるいて500メートルの地元中学と、

バスに乗って5キロくらいの今の特別支援中学部とを

はかりにかけていると思っていた。ところが!

娘:中学いこうか、やめようかなやんでいるやよ

パパ:!!!

わりと紆余曲折あっても、適合してきた特別支援学校をやめようと考えていたのであった。

聞いてみて、これは地元中学以前の問題だと思わざるをえなかった

話を聞いてみたら、最近中学のクラスに交じって、朝の運動をしたらしい。

そこの学校は朝は毎日走り込みをしているのだ(発達障害には運動が脳の働きにいいらしい。でも、毎日やるのって普通?)

そうしたら、BGMで嵐の歌がかかっていて、それがいやだから、学校やめたい、というのだ!

自閉症児童とのやり取りで聴覚過敏は、低学年のときよりなんだか進んでしまった。

参照:自閉症VS発達障害一方的にいじめられて心が壊れた話(これは社会生活のなかではおそかれはやかれ起こるものだとおもうので、

親の私も、娘のポコも自閉のお友達を恨んだり憎んだりしているわけではない

ということは強調しておく)

なので、聞きなれない曲が流れるだけで、破滅的にテンションが下がってしまうポコ。

さらに優等生バイアスがはたらくので、先生から「イヤーマフつかってもいいよ」といわれても、(人が使っていないものを自分だけ出してくるわけにはいかない、と)使わず我慢してしまうのであった。

それで非常につらみを感じてしまったというわけだ。

これじゃあ地元中学は夢のまた夢。そのわけは○○?

思い返してみると、小学校の地元特別学級編入検討の時も、信じられないところで異常行動をとっていたポコ。

学校の聞きなれないチャイムをきいただけで、机のしたに潜り込んだり。

休み時間、狭い校庭に超大勢の子供が遊んでいるところに恐怖を感じて入り込めなかったり。

とにかく、いつも聞きなれてない音、景色、ルールには弱い。

 

 

いや、そのリアクションをみていると、直接恐怖に結びつている感じだ。一体どれだけ怖いのか想像がつかない。

そんな状態だから、そのまま行き慣れた校舎の中学部に上がるのがせいぜいで、地元の中学校にいったらどれだけ初見ストレスで精神崩壊するか、想像がつかない。

※きっと一か月くらいかけてならせば大丈夫という気もするが、学習障害もあるし、

多くのお友達が特別学級から特別支援の中学校に押し出されている現実(うちの中学でも、中学のクラスは小学校のおよそ倍のクラスがあるのだ

ということで、ママとも話して、そのまま今行っている特別支援の中学部に進学。それでだめなら、フリースクールでも不登校でももういいや、ということにした。

これで書類を出そう。

まとめ:どこにいっても浮いているのはなんとかならないかな

ということで、入学通知をもらったけど、特別支援の中学部にそのまま上げることにしたのであった。

とにかく、こだわりと聴覚過敏が、つらみと恐怖感に直結している現状では、はためにわがままだと思われても、やるしかない。彼女の心をまもらないと。

「いうことを聞けないこともおおいけど、できるだけ話はきくから」

と言い聞かせながら、今日もいろいろ舵をきっていく我が家であったのです。