ハック4 障害者の片づけ 物の捨て方について。エコより自分が大事

2020年2月10日

前回分ハック3 魔法の言葉探し 障害者に必要な言葉がけ

 

ここでは、片づけに関して思うことをまとめました。

親もうるさいし、部屋の汚さというのは、結構社会的評価基準にもなりがち。

でも障害者家族は、たいていそれどころではないわけですね(^^)

そんな思いの中、気づいた現時点での落としどころをつづっていきます。

綺麗にすることよりも、精神的に楽になることを目指している。

これはあとから書いているダイエットの話(障害者でもできた?気持ちを楽にするダイエット)にも通じていく話かなと。

万人向けではないと思いつつ、「こうすると楽だよ?やってみない?」と全力おすすめモードの自分がいたりです。

 

 

「断・捨・離」なんて大嫌い、だが

数年前夫婦で心療内科にかかっていたころ、毎日本当にどうにかこうにか生活していた。

部屋にはごみや衣服だけでなく、本やおもちゃいろいろなものがビーバーの土手のようになって 部屋を丸くしていた。

ママも家事ができないし、そこから「どうしようもなく、しかたなく」自分主導で最小限のエネルギーで少しづつ片づけ、整理をして、時々は 人に遊びに来てもらえるようなところまで持ってきた。

まあそれでも世間的な部屋のきれいさから考えれば 破滅的に汚いとは思うのだけれど、とにかく根を詰めないようにしている結果、かたずけはノウハウをふくめ 現在進行形。

そこで大きく立ちはだかってくるのが、ゴミ捨てだ。 「断・捨・離」なんて手垢にまみれた言葉は大嫌い。

なんでそんなトレンドにのらなければならんのか~かってにやってなさい と思う。

殺られる前に殺る!たまる前に捨てる。その捨て方について

しかしながら、基本的に雪のように降り積もっていくゴミ、学校の配布物、新聞、サービス品、 試供品サンプル、弁当割りばしなど。。。これらは基本増える前に捨てるしかない。 いつか使うかもしれないものも、すてなければ引き出しはすぐにいっぱいになる。使えるものも捨てるくらいでないとどうにも整理がつかないという当座の結論に達した。

学校のプリントは入用なものは写真でもとってすぐ捨てる。割りばしスプーンも何本かあれば十分なので捨てる。
ペットボトルは厄介だ。エコキャップでワクチンができるのかもしれないが、分別するよりも今の生活、時間が大事なので、まま捨てる。

紙パックもそう。リサイクルできるんだろうが、裁断して乾かして。。我々の精神がすり減ってしまっては地球がどうにかなる前にこっちが絶滅してしまう。

折り曲げて横向きに丸いゴミ箱にはめ込むと、ゴミ箱にはまってちょうどよくなるのがお気に入り。

あと食品ロスも曲者だ。そりゃうまくできればいいけど無駄なく食品を使うなんて余裕はない。食べ残しは容赦なく捨てる。

ご飯炊いてたって、流れで外食になったら無理して家に帰って食べるなんてことはない。外食優先だ。

もやしが少し残ってたって、無理してもやし料理をつくることはない。

そうはいうけど、言ってるほどはできません。

なんて言っているけど、以上は努力目標だ。実際はその都度悩むし、無駄な時間を使ってしまう。でも、世間体や、エコ運動よりも、我々はまず自分が楽に、疲れないようにするためには何が最善かを常に考えるようになった。

 

できるママさんや、上の世代の人たちには本当に怒られそうだが、そういうエコはもうちょっと気持ちがしっかりしてから頑張らせてほしい。

もしこういうことでひーひー言っている病気の方がいたら、押しつけがましいかもだけど

 

「まず自分が疲れないようにするのが大事だよ」

 

とそっと言ってあげたい。

これは別項でかかなければならいであろう、「探すくらいなら買う」の話にもつながってくる。

この項つづく。ハック4-2 三角コーナーは使わない?なんでよ。。の話

ハック5 探さない!探すくらいなら買う!の話