気分34 家族が障害者で良かった。障害者同士でないとわからない

2019年2月24日

基本的気分34 家族が障害者で良かったと思うこと。。。

前回分気分33 障害者は思う 社会のためじゃない結局は自分や家族の満足

当事者の勉強会で考えたことについて

最近当事者の勉強会でWRAPとか勉強させていただいているが、そこでいろいろな気づきをもらっている。(気づき。。。うう手垢にまみれた言葉だなにかもっと気の利いた言葉がないかな)

そのうちの一つは、「本当にうちは全員障害者でよかったな」ということだ。

プロフィールでも書いたが、うちは全員が手帳持ちの障害者だ。

自分(のぼる)がうつ、ママちゃんが(気分変調症、精神発達遅滞)、娘のポコが(発達障害)で特別支援学校に通っている。

自分とママは精神障害者手帳、ママとポコが愛の手帳を持っている。

ママは二つ手帳を持っているというわけだ。

危険な綱渡りをくぐり抜けて、見えてきたこと

さて、いくらかはブログで書いたが、ママも娘も、本当に取り扱いに困った。 特にママは自尊感情も低く、また眠剤を大量に飲んだりして以前より気持ちも弱くなり、幼児化も進んだかのような危うさで、

なにをするにも本当にのるかそるかの決断を迫られた。

なにかの拍子で崩れて泣き出したり、家出したり、自傷行為に及ぶ可能性があったからだ。

でもそこから、立ち上げていって、今はとりあえずそうそう娘とも喧嘩して精神が落ちることもすくなくなった。

その流れの中、娘の発語が発達してきて、かなりコミュニケーションが取れるようになってきた。色々な思いを汲み取らなければならない。そこで役に立ったのは、ママとの経験だ。

プライドを傷つけず、ゆっくりと相手の意図を汲み取っていく。

何かやらせる時も「いいからやれ」ではなく、ごく小さな目標から成功体験を積み上げてく。

こういうことができるような感覚があるのは、本当にママの障害のおかげなのだ。

この項目つづく。気分35 正論を言われるのは大嫌い。わかりきった話をしないで