「ラスボス事件」?発達障害の娘、問題行動で出入り禁止になる~自閉症VS発達障害4流浪編~

前回:学校学童をやめるか悩んで職場につれていった編

学校や学童で自閉症のお友達にいじめられた恐怖感で、ひざ痛や聴覚過敏を引き起こした娘ポコですが、

職場につれていったら。。。今度はまさかの問題発言で出入り禁止になったいきさつとかを書いています。

我が家と同じ状況で悩んでいるご家庭があるかどうかまったく近くに見当たらないのですが、

自閉症と発達障害、学習障害のはざまでどこかで悩んでいる方がいると信じて。。。

職場に娘を連れて行く、子連れ指導員。。。

簡単に職場の紹介をしなければならない。

そもそもの話、肢体不自由の子の学童クラブってなんぞや、利用している人しかわからないかも、なのであらためてうちの職場について説明を試みる。

発達支援放課後等デイサービス学童しまむら(仮)。

主に肢体不自由、医療的ケア児童が利用する学童で、付近の特別支援学校や、車椅子を受け入れている通常級の高校生間での児童がいる。

二つの部屋、夢組(仮)と虹組(仮)があって、夢組の方は、通所して来て、すぐ横になる感じの療育組。

虹組は主にある程度元気な児童が、宿題をやったり、ゲームをしたり、おやつをたべたりしている。

基本的に職員指導員は一対一ではりつきで目を話さずお世話。

なかには発作をおこしたりする子もいれば、奇声を発する子もいれば、いきなり噛みつく子もいる。

八割は車いす、下半身に障害を抱えている。

もしくは酸素吸入しているとか、経管栄養で鼻から胃にチューブを通していたり、知識のない人がみても、いかにも介護が必要に見える、障がい者児童が集まっているところだ。

※自慢じゃないが、指導員がみんな頑張っているいい職場だと思う。匿名ブログなのでしょうがないが。。。そうでなければ本当に宣伝したい職場である。

しょっぱなからやらかすけど、本当にいろいろ予想外な展開。それは?

夏休み、職場に娘をつれていく日々が続いていた。

初日、思ったことを口にするというか、結構利用者の身体的特徴(たとえば、体の曲がり方であるとか、手指の本数であるとか)を口に出していってしまい、怒られる(というか。。。やんわりと注意されて、私にも、いろいろお話をいただくというか。。)。

ポコは学校では超優等生だ。いろいろな「話してはいけない」こともいろいろわきまえているし、あいさつも馬鹿が付くほど丁寧だったので、

そりゃ全く初見で悪気はないんだろうけど、まさか、ポコが発言で注意されるとは!

冒頭から意外な事件でスタートした。

それでも、楽しく遊んでいるようなんだ。うまく回っていくとおもったんだけど。

娘は連れていくと、なにかで怖がったり、不安がったり。でも帰るころには結構みんなと遊んでニコニコ帰る。。といった状態だった。

何しろ、休んでるもともとの学童も、通っている学校でも、自閉のお友達が多いのに対して、

職場では肢体不自由校の高校生までの利用者児童がいるわけだけど、自閉的でない子。。筋ジストロフィーの子とかもいるし、

結構お話ができるし、そこそこ意味のある会話をしてあそんでもらうことができた。

さらにルパンレンジャーVSパトレンジャーを弟とみている、なんて女の子もいるものだから、お話をしてまんざらでもない感じ。

それでも、とにかくルールというか仕切りが色々違うので、本人も戸惑いが多く、しばらくは父親の私から離れられなかった。

そんなとき、事件がおこってしまった。。。のだ。

「こいつはラスボスだ!」ええっ?ポコなにを言い出す?

自分はその日、早退の予定だったが、ポコは話せるお友達とカードゲームであそんでもらう予定だった。

これから遊んでもらう。。。というときに「ポコさん、もう帰りましょう」と他の先生に中止されて、突如ポコがブチ切れて、泣き出した。

さらに、「こいつはラスボスだ!!にこにこしているけど裏では悪いことをしているんだ」といいだした。

泣き泣きポコ退場させ、その日は帰ったが、あとから上司にいろいろ話をされた「ああいう話をしないようにできないか」他のお友達が動揺するから、と。

職場では、問題行動というか、暴れるかみつく奇声をあげる的なお友達はいなくはないけど、

口がきけるおともだちはみんなジェントルというか、おとなしい子が多いから、余計目立ってしまったわけだ。

楽しんでいけるところが夏休み中はここしかなかっただけに、こっちもショックが大きかった。

9月になり、新学期がはじまると、会社から連絡があった。「のぼるさん本人だけで出勤できないでしょうか」と。

数年前、ママとポコを二人きりにしておくと、何が起こるかわからない(けんかすると、ママの方が泣いて、死にたくなってしまう 参照:発達障害のママに発達障害の娘の世話をさせる話)我が家ではあったが、ある程度ママが安定してきたので、まあ家において出勤するのは大丈夫になった。

なので、向こうの空気を読んで、それ以上職場には娘をつれていくことはなくなった。

事実上の出入り禁止!でもいろいろ発見もあったから

まあ、連れてきて様子を見よう。。。様子をみたら、やっぱだめだったか。

という感じの夏休みであった。

利用者でないところで何回かお邪魔させていただいただけでもありがたかったので、こちらでは文句をいう筋合いではない。ほんとごめんなさいなのだ。

娘と話をした。

理由を聞くというか、ポコが彼女なりのどんな悩みをかかえているか、あたりをつけたかったのだ。

どうやら、人に指図されるのが超苦手なポコは、真面目に「○○しなさい」といわれるのは「ラスボス」扱いらしい。

でも、学校では空気を読むのか誰かを「ラスボス」呼ばわりすることはなかったそうだ。(学年主任や副主任は「ラスボス」「中ボス」のようだ)

つまり、自分の職場にいるときは人をラスボスだって言えるくらい、ポコは気持ちが解放されていたということだ。

逆に言うと、学校でも、知的の学童でも、ポコ彼女なりに神経質にかなり気を遣っているということだ。

まあ聴覚過敏をおこすくらいなのだから、かなりのストレスなのだろう。

これが実感できたのはありがたかった。

しかし、まあ職場に連れていく解決策はだめになった。他に見学にいったりした施設もどれも順番待ちだったり望み薄。

どうする?また途方に暮れた。。。

まとめ ここから意外な解決をするわけだが

職場につれていったが、問題発言で出入り禁止になったポコ。それでもその問題行動から、彼女の悩みの一端をうかがい知ることができたところは大きかった。

やはり、なにか事件がおこらないと、ポコの場合はなにでつきあたっているかがわからない。

常にここからスタート。ここから挽回していこう。。。でも気負わずに(^^)

この後は意外な展開で学校にも行きたくなり、学童にも復帰するのだが、それは次に書きます。

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